電話 掲示板
main_bg

Dears.

この場所を、もう一度整えるまで。

この場所を、もう一度整えるまで。

― Dears.が生まれるまでの記録 ―

ここはかつて「D2」として、ある時代を象徴する場所として、多くの人に愛されてきました。
この場所に流れていた時間や空気を、途切れさせず、今のかたちへ整え直すところから、Dears.は始まりました。

はじまり

この場所は、はじめからDears.だったわけではありません。
たくさんの時間と、人の気配と、言葉にしきれない空気が積み重なっていた場所でした。

「もう一度、整えよう。」
そう決めたところから、Dears.の時間は、静かに動き始めます。

梅田のバー改装前

整え直す前の、この場所の全景。

骨組み

まず行ったのは、すべてを壊すことではありませんでした。
残すもの、外すもの、守るもの。
この場所の骨組みを見極めながら、土台から整えていく作業が続きます。

梅田のバー改装中

天井や柱など、見えなくなる部分から整えていきました。

心臓部

この場所の中心になるのが、バックバーです。
会話が生まれ、視線が交わり、空気が変わる場所。
この空間の“心臓”として、最初に完成形を思い描いたのがここでした。

バックバー施工中の様子。

完成したバックバー。

継承

以前この場所で使われていたカウンター。
形を整え直しながら、空気ごと引き継いでいます。
“残すべきものは残す”という判断が、この場所の基礎になりました。

引き継いだカウンターを整えていく工程。

完成したカウンター。

あいだの席

奥には、「小上がり」と呼んでいる場所があります。
オープンとクローズのあいだとなる、
少しだけ距離感を自由に調整できる席です。
ふたりで静かに過ごしたいときも、
数人で自由に過ごしたいときも、
人目を少し気にしたいときも、
そのときの気分や空気に合わせて、ご自身に使い方を決めてもらえる場所になっています。

小上がり施工中。

完成した小上がり。

境界

日常と、この場所の時間を切り替えるための境界。
外の自分と、ここにいる自分を切り替えるための場所です。

ロッカーは、この場所に入るための“切り替え”として整えました。

入口

派手ではありませんが、ここが“ただの建物ではない”ことを静かに知らせる灯りです。

入口のネオン。

この場所のいま

そして、この場所はここに辿り着きました。
並んだ四つの椅子は、この場所が「居場所」として整ったことの、ひとつのかたちです。
ここに座る時間が、この場所のこれからを、少しずつつくっていきます。

完成したカウンター席。

はじめての方へ